メタプラネット株価分析2025最新|日本版マイクロストラテジーの将来性

最終更新日: 2025年5月1日
ビットコイン価格が史上最高値を更新する中、日本初の「ビットコイントレジャリー企業」株式会社メタプラネット(東証:3350)が急成長しています。
2024年からビットコインを財務戦略の中心に据えたメタプラネットは、わずか1年で株価が20倍以上に急騰。
この記事では、金融アナリストの視点から、メタプラネットの事業戦略、財務状況、そして今後の株価見通しを最新データに基づいて徹底分析します。
「日本版マイクロストラテジー」と呼ばれるメタプラネットは、今後どこまで成長する可能性があるのでしょうか?
- メタプラネットは「日本版マイクロストラテジー」
- 株価はビットコイン価格に強く連動
- 保有BTCが倍増すれば株価も倍増の可能性
- 将来的には10倍以上の株価上昇もあり得る
- ただしリスク要因にも要注意
メタプラネットとは?|日本初のビットコイントレジャリー企業の概要と特徴

メタプラネットは、かつてCDやレコードの企画・販売を行っていた企業ですが、現在はビットコイン投資に特化した「ビットコイントレジャリー企業」へと大きく転換しています。
- 社名:株式会社メタプラネット(Metaplanet Inc.)
- 証券コード:3350(東証スタンダード)
- 代表者:サイモン・ゲロヴィッチ氏(CEO)
- 事業内容:ビットコイン保有を中心とした財務戦略
東京証券取引所の公開データによると、メタプラネント(3350)の時価総額は約1,826億円(2025年5月1日時点)です。
同社の2025年4月30日付け適時開示資料では、ビットコイン保有量が5,000BTCに達したことが報告されています。
金融データプロバイダーのブルームバーグによれば、メタプラネントの株価は過去12ヶ月で約46倍に上昇しており、この期間のTOPIX平均(約7.3%上昇)を大きく上回っています。
出典:Bloomberg
メタプラネットの株価推移と現在の評価(2025年5月時点)
- 株価:397円
- 時価総額:約1,826億円
- ビットコイン保有量:5,000BTC
- 平均取得価格:約1,281万8,000円
- 保有BTC総額:約680億円(1BTC=1,361万円で計算)

日本版マイクロストラテジーとしてのメタプラネットの成長戦略
ビットコイン保有拡大計画と資金調達方法
メタプラネットは、以下のような目標を掲げています。
- 2025年末までに:10,000BTC(現在の2倍)
- 2026年末までに:21,000BTC(現在の4.2倍)
2025年4月には追加で145BTCを取得し、5,000BTCに到達。すでに2025年目標の50%を達成しています。
時価総額とBTC保有資産の関係性分析
メタプラネットの株価は、ビットコインの価格と強い相関関係があります。
- 2024年4月(BTC投資開始時):約20円
- 2025年2月ピーク時:約620円(約30倍)
- 現在(2025年5月1日):397円
この連動性から、ビットコイン価格の上昇が株価のカタリストになることがわかります。
「日本版マイクロストラテジー」としての評価
アメリカのMicroStrategy(マイクロストラテジー)は、ビットコインを大量保有する企業として株価が急上昇しました。メタプラネットはその日本版として市場の注目を浴びています。
日本版マイクロストラテジーには多くの投資家が注目しています。
メタプラネット株価予測|3つのシナリオで将来性を分析

ビットコイン価格に連動した株価シミュレーション
1. ビットコイン価格の動向
ビットコイン価格が2倍、3倍、5倍と上昇すれば、保有資産の価値も比例して増加し、株価も押し上げられる可能性があります。
2. 保有BTC数の拡大
計画通り10,000BTCに達すれば資産価値は2倍、21,000BTCになれば4.2倍。単純計算で株価もその倍率に近づく可能性があります。
3. プレミアム評価
現在、メタプラネットの時価総額は保有BTC価値の約2.7倍。将来に対する成長期待がすでに織り込まれており、さらに買い材料が出れば評価額も引き上がるでしょう。
保有BTC数の拡大による株価上昇ポテンシャル
シナリオ | BTC価格 | 保有BTC数 | 理論株価上昇倍率 |
保守的 | 現状維持 | 10,000BTC | 約2倍 |
楽観的 | 2倍 | 10,000BTC | 約4倍 |
超楽観的 | 3倍以上 | 21,000BTC | 10倍以上 |
メタプラネット投資のリスク要因
1. ビットコイン価格の下落リスク
価格が急落すれば、保有資産の価値も大きく目減りします。
2. 資金調達と株式の希薄化
ワラント発行や社債による資金調達が続くと、既存株主の持ち分が減少し、株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
3. 仮想通貨に対する規制リスク
規制が強化されると、事業継続や資産運用に制約が生じる恐れがあります。
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メタプラネントへの実践的な投資アプローチ
メタプラネントへの投資を検討する場合、以下の戦略が効果的です。
- ドルコスト平均法の活用: ビットコインや関連銘柄は価格変動が大きいため、一度に大きく投資するよりも、定期的に少額ずつ購入する方法が有効です。
- 保有割合の適正化: ポートフォリオ全体の5〜10%程度にリスク資産としての配分を抑えることで、急落時のダメージを抑制できます。
- 関連銘柄との分散: メタプラネント単体だけでなく、ビットコイン関連ETFやマイクロストラテジーなど複数の関連銘柄に分散投資することでリスクを軽減できます。
- 長期保有視点: ビットコイン市場の周期性を考慮し、最低でも3〜4年の長期投資視点を持つことが重要です。
よくある質問(FAQ)|メタプラネント投資の疑問点
Q: メタプラネントは配当金を出しているの?
A: 現時点(2025年5月)では、メタプラネットは配当金を出していません。同社はビットコイン保有による資産価値増加を重視する成長戦略を採用しています。
Q: マイクロストラテジーとメタプラネントの違いは?
A: マイクロストラテジーは米国企業で約15万BTCを保有する世界最大級のビットコイントレジャリー企業です。
メタプラネットは日本企業で現在5,000BTCを保有しており、規模は小さいものの同様のビジネスモデルを日本で初めて導入した企業です。
Q: メタプラネントはどの証券会社で購入できる?
A: メタプラネント(証券コード:3350)は東証スタンダード市場に上場しているため、SBI証券、楽天証券、マネックス証券など主要なオンライン証券会社で購入可能です。
NISA口座での購入も対象となります。
まとめ|メタプラネットの投資判断ポイント
- BTC価格が上昇すれば株価も連動して上昇しやすい
- 2025年末までに保有BTCが倍増予定
- マイクロストラテジー型の成長モデルに期待
- 株価が10倍以上になる可能性も理論的にはある
- 一方で価格下落や規制などのリスクもある
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免責事項:本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。実際の投資はご自身の判断で行ってください。
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