NexaTrade CVT詐欺の全手口と対策|203万円被害者が警告する暗号資産投資の落とし穴

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NexaTrade CVT詐欺の全手口と対策|203万円被害者が警告する暗号資産投資の落とし穴

実際のNexaTrade(詐欺サイト)の偽プラットフォーム

2025年、国内暗号資産詐欺被害は過去最高の1268億円を記録。出所:警視庁

そのなかでも最近SNSやLINEを中心に広がっているのが、「NexaTrade」という偽の暗号資産プラットフォームと、そこで扱われている「CVT(Cyber Vault Token)」という架空通貨を使った詐欺です。

ロマンス詐欺から始まり、最終的には特殊詐欺に発展するこの手口。

もし、あなたが今NexaTradeやCVTについて調べているのなら、すでに何らかの接触を受けている可能性が高いでしょう。

被害を最小限に抑えるために、この記事では被害事例とその手口の全容を詳しく紹介し、詐欺に遭わないための対策や注意点を徹底解説します。

ちなみに、この記事を書いている私は実際にこの詐欺で203万円の被害に遭いました。

だからこそ、これ以上同じ手口に騙される人を減らしたい、「私のようにはならないでほしい」という想いでこの記事をまとめています。

  • NexaTrade CVTは架空の通貨を使った詐欺サイト
  • ロマンス詐欺からLINEで接触し、投資を誘導
  • ETH(イーサリアム)を騙し取る仕組み
  • 税金・手数料・マネロン対策など嘘の名目で追加送金を迫る
  • 警察・弁護士では資金回収が困難な現実
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【2025年最新】NexaTrade CVTの詐欺手口とSNSから始まる被害パターン

  • SNSやLINEから始まるロマンス詐欺
  • 「OKJ」登録への誘導
  • NexaTradeでETH送金後、CVT購入を強要
  • 相場上昇の演出と信用構築
  • 「税金」「手数料」「マネロン疑惑」で追加送金を迫る

SNSやLINEから始まるロマンス詐欺

LINEで職業は暗号通貨アナリストと名乗る綺麗なお姉さん

X(旧Twitter)やInstagramで突然送られてくるDM。「暗号資産アナリスト」や「金融関係者」を名乗る人物からフレンドリーに話しかけてきます。

LINEへ移行し、世間話を重ねるうちに、「暗号資産に興味ない?」と持ちかけられます。

「OKJ」登録への誘導

実在する正式プラットフォーム、OKJ(オーケーコイン・ジャパン株式会社)の取引画面

「誰でも簡単に稼げる」と言ってくるこの人物は、オーケーコイン・ジャパン株式会社(OKJ)という暗号資産取引所への登録をすすめてきます。

ここで注意したいのは、OKJ(正式名称:オーケーコイン・ジャパン株式会社)は実在する正規の取引所だということです。

しかし、詐欺グループはこの実在する取引所を悪用し、あたかも信頼できる投資話であるかのように装って信用を得ようとします。

この時点ではまだ本格的な詐欺は始まっていませんが、“信用させるための仕掛け”はすでに始まっている状態です。

NexaTradeでETH送金後、CVT購入を強要

実際のCVT購入画面

OKJでETHを購入後、偽のプラットフォーム「NexaTrade」に送金させられます。

送金が完了すると、CVT(Cyber Vault Token)という実在しない通貨への交換を指示されます。

相場上昇の演出と信用構築

CVT(偽暗号資産)の右肩上がりグラフ

偽サイト上では、CVTの価格が右肩上がり。

「もっと買えば利益が増えるよ」と定期的に連絡が来て、信用させられます。

「税金」「手数料」「マネロン疑惑」で追加送金を迫る

メールで納税を迫る煽り文

一定の利益が出たタイミングで「現金化するには税金を払え」「手数料を支払え」「マネーロンダリングの疑いがあるから口座凍結を解除するために入金が必要」などと要求が来ます。

ここまで来ると、詐欺であることに気づいても取り返しがつきません。

【NexaTrade CVTで被害を防ぐための対策と注意点】

  • 詐欺の兆候を見抜くチェックポイント
  • LINEやSNSでの接触には即ブロック対応
  • 資金回収目的の“二次被害”に注意
  • 警察・弁護士に相談する現実的な効果
  • 公的機関への相談先一覧(被害に遭ったらすぐに連絡を!)

詐欺の兆候を見抜くチェックポイント

  • 「絶対に儲かる」など、断言口調の勧誘
  • 2日以内に振り込まないとダメ」と急かす文言
  • 「全額返ってくるから安心して」と繰り返す言い回し

これらが揃っていたら100%詐欺です。

LINEやSNSでの接触には即ブロック対応

少しでも怪しいと思ったら、即ブロック&通報が基本。

個人情報や資金を一度でも渡してしまうと、被害は広がるばかりです。

資金回収目的の“二次被害”に注意

「資金を追跡できます」「ブロックチェーン調査します」という業者も存在しますが、高額な手数料を取られるだけで回収はほぼ不可能です。

これもまた新たな詐欺の一種。

警察・弁護士に相談する現実的な効果

警察は犯人逮捕が目的であり、資金回復は基本的に行いません。

弁護士も、相手が日本にいない・身元不明である限り、取り戻すのは困難です。

公的機関への相談先一覧(被害に遭ったらすぐに連絡を!)

詐欺被害に遭った場合や「もしかして…」と感じた段階でも、すぐに下記の公的機関に相談してください。早期対応が被害拡大を防ぎます。

消費者ホットライン(全国共通)

電話番号:188(いやや!)

最寄りの消費生活センターにつながります。

消費者庁 趨勢情報受付窓口

ウェブ:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/trouble/

警察庁サイバー犯罪対策(最寄りの警察署または専門窓口へ)

ウェブ:https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/

警察相談専用電話(全国共通)

電話番号:#9110

※緊急性のない相談はこちら。被害届の提出や状況報告も可能です。

国民生活センター(相談事例の検索も可能)

ウェブ:https://www.kokusen.go.jp/

暗号資産詐欺から自分を守るためにできること

  • 情報を疑う
  • 即決しない
  • 家族や友人に相談する
  • 知らない投資話には絶対に乗らない

これらを守るだけで、被害は大きく減らせます。

Q&A:よくある質問

Q. NexaTradeは正規の暗号資産取引所なのか?【2025年4月確認】

A. 違います。完全に偽装された詐欺サイトで、どこにも実体が存在しません

Q. CVTって本当に存在するの?

A. 「CVT」という略称の仮想通貨は実在します。たとえば「CyberVein(サイバーベイン)」という正規のプロジェクトもCVTを名乗っています。

しかし、今回のNexaTradeで扱われているCVT(Cyber Vault Token)は実在しない“架空通貨”であり、正式な取引所では一切取り扱われていません。

名前が似ていることで本物に見せかけている点に注意が必要です。

Q. ETHはどうやって取り返せばいい?

A. 現実的には取り返すことは非常に難しいです。警察に相談しても回収はほぼ不可能とされています。

Q. 被害回復業者を使えば返ってくる?

A. いいえ。報告書が送られてくるだけで、返金はされない場合がほとんど。新たな詐欺の可能性もあります。

Q. 警察に被害届を出す意味はある?

A. 犯人を捕まえるという意味では重要です。しかし資金回復を目的にするなら期待はできません。

まとめ:被害回復は困難。騙されないために「知識」が武器になる

  • NexaTradeとCVTは完全な詐欺構造
  • SNSやLINEでの接触に要注意
  • 税金・手数料・マネロン対策を装って金を搾り取る
  • 警察や弁護士でも資金回復は難しい
  • “資金回復”業者による2次被害にも注意

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また、被害に遭われた方や「騙されそうになった…」という体験がある方は、ぜひコメント欄で情報を共有してください。

あなたの声が、誰かを守る手助けになるかもしれません。

そして、被害に遭われた方が集まり、情報を共有しながら声を上げることで、集団での法的対応や返金の可能性が生まれる場合もあります。

泣き寝入りせず、一緒に立ち上がることが大切です。

取られたお金は地道に取り返しましょう。

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